夏着物・浴衣コーディネート⑥~浴衣らしい浴衣~

おはようございます。

着物コーディネーターのオハラです。

もうそろそろ、花火大会が週末ごとに開催されますね~。

ワタクシ、この時期猛烈に仕事をしていた為、

花火大会の情報はよく知っているつもりですが、

ここ十数年、花火大会には行ったことがございません・・・

見送るばかりでございます。

もうこれは、一種の職業病でございます・・・。

本日は「浴衣らしい浴衣」

「なんじゃそりゃ?」という方もいるでしょう。

 

ここ数年、浴衣は大きく3分類されております。

①ギャル系浴衣

→キラキラ・ラメラメ 黒地にカラフルな大輪のお花+ラメ感半端ない

夜でも光ってそうな浴衣。 生地についているラメが着付けの時落ちるんじゃないか!というくらいラメってる。

②着物風浴衣

→生地感もサラサラ。柄も縞・ドットのような幾何学模様のみで構成されている。

襟を入れ足袋を履けば着物として着用十分可能。着物初めにはもってこいの浴衣。

例えば・・・

ワタクシも大変お世話になっております。

③ザ・王道!浴衣らしい浴衣

→絞りや昔ながらの染、季節の植物などが描かれている

「紺×白」「黒×白」など誰が見ても

「浴衣ですね」というような浴衣。一歩間違えれば

「旅館の浴衣」もしくは「入院患者」になる危険性大(笑)

 

かなり、偏見入っていますが、お気になさらず・・・

 

個人的に最近は「浴衣らしい浴衣」をシンプルに着るって大人なんじゃないかと、

勝手に妄想しております。

この「浴衣を浴衣らしく着る」って実は非常に「高度テクニック」なのではとも

思ってます。

なぜなら

色柄のごまかしも効かず、その上着付けの上手い下手が

非常に着こなしに左右されるのではないかと思っております。

だからこそ

40代、アラフォー世代の大人の女性には

着こなして欲しいなぁと

勝手に思っております(笑)。

若い子には肌ツヤで完敗ですが(涙)、

大人の色気では負けないぜ!!ということです(笑)

 

まぁ、カリメロ頭が勝手に言っていいるだけなので

優しい目で見守ってやってくださいませ・・・

(単純に憧れているのです・・・)

この浴衣、私が着こなせるかどうかというと

非常に「?」なのですが、

スッキリ・シンプルにコーディネートするのが美しいかなぁと思っております。

白地の浴衣は一歩間違えると「入院患者」になりがちなのですが、

だからといって、

帯をキラキラ・ラメラメはいかがなものかと。

こういう浴衣には博多帯が非常に合います。

ワタクシ、勝手に

「古典の浴衣・博多帯最強説」と言っております。

洋服でもそうですが、

足元・バックは少し上質のものが良いかと思っております。

帯結びもシンプルに。

キリッと「やの字」や「一文字」に結ぶのが素敵なんじゃないかと

勝手に妄想しております。

 

間違いなくこんなご婦人がいたらワタクシ「2度見」してしまします・・・(笑)

 

花火大会は花火ももちろん綺麗なのですが、

いろんな浴衣姿を見れるのも

ワタクシの密かな楽しみなのでございます・・・

 

本日はこのへんで。

ではでは