大人の帯結び~文庫編~

おはようございます。

着物コーディネーターのオハラです。

いよいよ今週末より花火大会のイベントラッシュが始まります。

帯結びの参考になりましたら…と思います。

そこで、本日は「文庫結び」を大人っぽくするポイントを。

こちらは一般的に「一文字」と呼ばれています。

基本である「文庫結び」をして

両端を下にカーブをつけずに

「まっすぐ」「一直線」にするのがポイント。

前回のブログで少し触れましたが、

「シャープさ」を出すには

帯のフォルムを「ストレート感」にするのがポイントです。

一般的に「かわいらしい」雰囲気の文庫結びもかなりシンプルで素敵かと思います。

 

こちらも文庫結びの変形です。

上記の帯よりも長めを使って、羽の部分を「屏風畳み」をして、羽の枚数を多くしています。

これも全体に丸く仕上げると可愛らしくなりますが、どこか「大人」を残すのであれば、

「直線」を作ります。

これでいうと一番上部の羽。

 

背中に接する部分がスッキリストレートだと

シャープな印象になるようです。

少し前までは「文庫結び」って

あまり興味がなかったのですが(笑)

改めて検証してみると、

古典の「ザ・浴衣」な感じのものには

やはりしっくりくるなぁ~。と再認識です。

 

色々巡った挙句「基本に還る」感じなんでしょうか…?

 

本日はこのへんで。

ではでは