着物の達人! コーディネート編~「好き」と「似合う」は違う②~

おはようございます。

オハラです。

 

こちらのブログは前回の続きです。

前回はこちら→着物の達人! コーディネート編~「好き」と「似合う」は違う

写真で検証いたします。

申し訳ありませんが、モデルはワタクシです。

 

こちら後染めの紬です。柄は更紗柄です。色はベージュ。柄のキモノが欲しくって…しかも更紗柄が良かったのですが…改めて見るとあんまりしっくりしてません…

とにかく全体のトーンをそろえて、明るく仕上げております。

あえて、半襟も更紗の柄衿ですが、着物と溶け込むように。

そして帯もグリーンでにして統一感が出るようにしました。

こちらも後染めの紬で更紗柄(ワタクシ更紗柄だと無条件で物欲MAXになっちゃうのです…)。帯もタイバティックの染め帯です。
この着物も左のキモノよりかなり渋い…よって老けて見える…

衿は白のふくれ織を入れております。ホントは帯も濃い茶系のものがバッチリ合うんでしょうけど、ワタクシホントに「茶系」が似合わない人なので、薄羽織の黒と帯の色に助けてもらってます…


 

 

これを見てわかるのが

ホントにワタクシ「茶系」が似合わない…(涙)

でも、「更紗柄」が大好きなもんで…

更紗柄って大体「茶系」なんですよね…

でもって

「紬」も大好きなんですが、あの「モッサリ感」が似合わない…

なので、紬でも光沢感などのチェックは

かなり厳しいです…(笑)

 

「綿」も手入れも楽でいいのはわかってるんだけど

素材感が似合わないのです…

だから1枚もありません…(悲)

上記のコーデもベストではないかと思いますが

全体のトーンや

コーディネートの印象

本人のキャラクターを加味

したうえでの結果です。

ワタクシ

割と「POP」さが前面に出るようで(良くも悪くも)

「どやさ感」→粋系コーディネートもちょっぴり中和されるのです。

よくある「姐さん系」にはあまりならない…

これはこれで気に入ってますが…

 

「POP」ということは

「ザ・古典」の感じがどうも「ちぐはぐ」に映るので

そこは注意しております…

 

上記2枚のキモノは

顔がなければいくらでもコーディネートができるのですが

自分の顔が乗ると

なかなか難航する着物たち…

 

ちなみにしっくりくる着物たちは・・・

 


この2枚…

まぁホントに褒められます。

 

無地だけど、生地に光沢感ありのもの。

左はぜんまい紬で、まぁ重宝する着物です。

この写真は、ちょっときちんと映るように帯もゴージャス。

右のものは洗える着物なんですが(たぶんシルック系)

必ず正絹と間違えられます。

やはり、質感かなり重要です。

 

そして何より本人も自信ありげだ・・・・(苦笑)

しかも完全に今より細いぞ…

 

まぁ、こんな感じで

「好き」と「似合う」は違うということがお分かり頂けましたでしょうか…

自分を客観視することで

コーディネートの傾向と対策がわかるのではと思います。

 

今日はこの辺で

ではでは